WDMとは、波長分割多重とは
WDMとは、Wavelength Division Multiplexingの略で、光ファイバのコアの中に複数の波長の光を通す技術のことです。従来は一本のファイバ内に一つの波長の光しか通すことができませんでしたが、この技術のおかげで、いっぺんに複数の波長の光を伝達させることができる→いっぺんに送信できるデータの量が増やせる、ということになりました。
ただし、発光素子や受光素子は、それぞれ対応する波長が決まっており、波長の数だけ必要になります(たぶん)。そのため、ファイバに光を入れるときや、逆に出てきた光を受光素子に入れる際は、波長ごとにフィルタなどで合波もしくは分波しなければいけません。このあたりの光軸調整やアセンブリ技術など、高度なものが要求されています。
細かく分けるとCWDM(Coarse WDM)やDWDM(Dense WDM)などあります。長距離通信ではDWDMが必要ですが、中距離通信ではCWDMで間に合うようです。
…が、どこまでが中距離で、どこからが長距離なのやら。
CANとは?CANパッケージとは?TO-CANとは?TO-56とは?
LDやPDの完成形の一種で、金属の缶に見た目や構造が似ていることから、それを英語にして"CAN"と呼ばれています。
http://www.sea-star.com/j/semiconductor.html
じゃあCAN以外にもあるの?知りません。調べておきます…。あるとは思うんだけど、イマイチ検索で引っかからなくて…。
と思ったらあったー(・∀・)!
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%86%E7%A9%8D%E5%9B%9E%E8%B7%AF
さすがはWikipedia…(集積回路の説明ページ内、パッケージの欄を参照ください)
んで、このTOという記号だけど…なんだろうね…56っていうのは、CANの外径がφ5.6mmだからだと思いますけど…。全然分かっていませんね。勉強しなおします。
ちなみにController Area Network(http://www.toyo.co.jp/car/can/CAN_General.htm)のCANとは、今回の話は別物です。でもそのうち、光通信に関係してくるんだろうなぁ…
FTTHとは?FTTBとは?FTTxとは?
FTTHはエフティーティーエイチと読み、Fiber To The Homeの略です。和訳すると「家まで行っているファイバー」で、その名の通り、家庭用インターネットに使用されるファイバー周辺のシステムやら何やら…具体的に何を指している言葉なのかはイマイチ分かりませんが…家庭用光通信専用のトランシーバーやらファイバーやらがあるので、そのへんをひっくるめた言葉だと思います。
さて、家庭用光通信専用光ファイバーとは?それはシングルモード用光ファイバのこと。FTTHは基地局と家庭を結ぶ長距離通信であるため、同一ビル内などつないでいるLANとは違い、マルチモード用光ファイバは使用できないのです。トランシーバーも一芯双方向用のものなので、LANのような二芯(送信に一芯、受信に一芯、計二芯)とは異なります。
ちなみに、全てのFTTHがPONなわけではありません。東京電力のTEPCOひかりなどは、100メガ占有!などとCMでうたっていると思いますが、これはSSいわゆるシングルスター方式でして、基地局と家庭が1対1で結ばれています(いるはずです)。PONのライバルです。
FTTBはFiber To The Buildingの略であるなど、最後のアルファベット1文字を置き換えて色々使用されます。
PONとは?
PON(ポン)とはPassive Optical Networkの略で、受動的(パッシヴ、電源を必要としない)な装置を使用した通信ネットワークです。
PONというのは1対多数の接続形態であるところが特徴的で、1つの基地局(インターネットの大元ね)から伸びてきたファイバーが途中で光スプリッタ(光を分岐するモノ、これが受動的であり電源を必要としません)により分岐され、最大32分岐します(今のところは)。この32本の先端が、主に家庭やオフィスなどにつながっておりまして、これがいわゆる皆様が使っている「Bフレッツ」など家庭用インターネットの主な接続方式の一つなのです。ちなみに、一芯双方向の技術が使用されています。
利点としては、スプリッタ近くにある建物には簡単にファイバーを引けるのでコスト的に有利というところ。いちいち基地局からファイバをひいてくる必要が無いのですからね。
逆に不利な点は、32世帯が一斉にインターネットを使用したりすると、通信速度がちょっと悪くなったりするところです。
逆に1対1の接続方式もありまして、こちらは利点不利点が逆転します。
1対多数の接続をDS(Double Star、ダブルスター)、1対1の接続をSS(Single Star、シングルスター)といいます。
LANとは?
LAN(らん)とはLocal Area Networkの略語です。ローカルと言うからには、狭い範囲のネットワークなのですが、ではどのくらいかと言うと、だいたいビル内とか、マンション内とか、一戸建ての家内とかで、LANはそういう中のパソコン同士や周辺装置などを結んでいます。
この結ぶ線にも光ファイバーが使用されており(他の線もあります)、高速通信に一役買っています。
近距離通信のため、マルチモードファイバを使用してもデータの受信タイミングがそれほどずれません。
似た言葉に"WAN"(わん、Wide Area Network)、"SAN"(さん、Storage Area Networ)などあります。ややこしいですね。
一芯双方向とは?BiDiとは?
一般的に光通信の受信と送信は、各々の素子・ファイバを用いて行われます。しかしPDとLDに違いはあれど、ファイバは同じものを使用しています。それならば、そのファイバを送受信で兼用できないか!?という発想から発展した技術です。ちなみにBiDiの正式名称は、"Bi-Directional"とかです。そのまま訳した感じですね。
送信(上り)のデータは、LDで電気信号から光信号に変換され、ファイバを通っていきます。逆に受信(下り)は、ファイバから出てきたところにあるフィルタで反射し、反射した先にあるPDに入ります。
ちょっとまって、LDから出た光も、ファイバに入る前にそのフィルタで反射されちゃわないの?
大丈夫です。大丈夫なようにできているのです。なぜなら、このフィルタはある波長の光は反射、ある波長の光は透過という波長分波を行うことのできるもので、LDから出てきた光とPDに向かう光では波長が異なるからです。
で、この一芯双方向、いいことばかりのようですが…家庭用光通信などでは使用されていますが、なぜか同一ビル内のみをつないでいるネットワーク等いわゆるLANではあまり使用されていない感じです。まぁ色々あるんでしょう。