LDとは、レーザーダイオードとは?

LD(Laser Diodo、発光素子)とは、その名の通り光を発するものです。

LDの働きは、電気信号を光データに変換するというもの。ちょうどPDの逆の役割で、このLDとPDは1対1でよく一緒に使われます。


インターネット上から来た光データを家庭内のPCで受信する際は、直前にあるPDで電気信号に変えて受信し、PCからデータを送信する際は、LDで光に変換して送るのです。


こちらも見た目はPDに似ていて、円筒形状の上面が発光面で、底面にはピンが何本かついています。
このLDから出た光はファイバの細いコアに入れなければならないのですが、残念ながらそのままでは入りません。なぜならLDから出た光は、ファイバのコアに対して径が大き過ぎるし、また広がっていってしまうからです。このため、通常はこれを集光してファイバのコアにガツンと入れてやるための集光レンズとセットで扱われています。
ちなみに余談ですが、LDから出てくる光というのは微妙に楕円のようです。
さらにちなみにLEDとは、同じような構造仕組みで発光している仲間ですヨ。